猫 病気 水を飲む

猫が水をたくさん飲む時に考えらる病気とは

シャム

 

猫は他の動物と比べて、お水を飲む量が少ないと言われています。

 

しかし、中にはお水をガブガブと飲むこともあり、それが続くと「多飲多尿」という病気の症状である可能性があります。

 

多飲多尿については【猫が水をたくさんn飲む時は要注意!】の記事をご参考いただきたいのですが、ここでは「多飲多尿」を症状とする病気で、猫によくみられるものを3つをご紹介します。

 

 

慢性腎臓病

歳をとった猫で最も多い病気が「慢性腎臓病」です。

 

以前は「慢性腎不全」と呼ばれていましたが、最近では「慢性腎臓病」「慢性腎疾患」「腎機能低下症」と呼ばれるようになっています。

 

人間の腎臓病の場合、多くは尿が出なくなり、体がむくんだりするのですが、猫の場合は逆で、どんどんと尿が増えていきます。

 

その分お水を飲む必要があるのですが、慢性腎臓病の初期症状は、ほとんど飼い主の方が気づかないことが多く、また血液検査でも初期のものを見つけることは困難です。

 

そのため、気になる方は定期的な尿検査をされることをお勧めします。

 

また慢性腎臓病になってしまった場合は、根本的な治療は難しいですが、専用のキャットフードやお薬を使うことでかなり生活の質を維持しながら過ごすことができます。

 

また体調が崩れるような時は、点滴をしたり、一部の施設では透析を実施するところもあります。

 

 

糖尿病

食事から摂取された炭水化物は、体の中で代謝され、ブドウ糖として血管を通じて各組織に運ばれ、エネルギーとして利用されます。

 

しかし、糖尿病になると、各組織に取り込まれづらくなり、血液中にブドウ糖がたまってしまいます。

 

そうなると尿にもブドウ糖が出てきて、その際にたくさんの尿が作られたり、血液中のブドウ糖を薄めようとたくさんのお水を飲むようになります。

 

糖尿病も初期症状には気づきづらく、多飲多尿が見られたら、早めに尿検査や血液検査でチェックすることをお勧めします。

 

また糖尿病の治療はインスリン治療や食事療法を行いますが、特にインスリン療法は副作用(使いすぎると低血糖となり、命の危険もあります)の危険性もあるため、動物病院の厳密な指導のもと、治療を進めていきます。

 

 

甲状腺機能亢進症

甲状腺は「甲状腺ホルモン」というホルモンを分泌する内分泌組織なのですが、高齢の猫では、この甲状腺ホルモンが異常に分泌されてしまう病気があり、それを甲状腺機能亢進症と言います。

 

甲状腺ホルモンは簡単に言うと「代謝を上げる」ホルモンです。

 

ですので甲状腺機能亢進症になると、常に代謝が上がっている状態のため、やたら活発で時には凶暴になったり、食欲が異常になるのにどんどん痩せてしまう、そしてお水もたくさん飲んでたくさん尿が出る、というような状態になります。

 

やはり甲状腺機能亢進症も初期症状には気づきづらく、多くの飼い主様は「年取ったのに、最近やたら元気だなあ」ぐらいにしか感じないかもしれません。

 

甲状腺機能亢進症は血液検査で調べることができますので、なんとなく怪しいなあと感じた場合は、ぜひ検査を受けられることをお勧めします。

 

また治療としては、食事療法、薬物療法、外科療法があります。食事療法は近年、割と治療効果の高い製品があり、治療効果が出るまでに時間はかかりますが、より安全に治療をすることができます。

 

一方、外科療法は根治的ですが、実施できる動物病院が限られており、また術後管理も注意が必要です。

 

 

まとめ

 

このように、多飲多尿の病気には、様々なものがあり、どれも完治が難しかったり、治療が大変なものばかりです。
その中で、特に健康な猫よりもたくさん摂取するお水に関しては、より安全なものを選んであげることは、病気を管理する上でもとても大切なことです。

 

ウォーターサーバーのお水は、その安全性はもちろん、コストパフォーマンスからも猫のお水にはぴったりです。ぜひ取り入れてみてください。

 

>>猫におすすめのウォーターサーバーはこちら!

 

-記事作成者:フォロン動物病院 獣医師-

page top